Cactiの分散構成

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    OSS研究室の大野です。
    Cactiの分散構成について調査しました。

    Cactiはネットワーク機器の監視を行い、その情報をグラフ化するためのオープンソースソフトウェアです。
    ウェブUIから監視対象機器やグラフの設定が行えるのでとても便利です。
    以前はMRTGを使用して監視〜グラフ化をすることが多かったですが、最近ではCactiを使用することが多くなっています。

    Cactiを使用してネットワーク機器やサーバの情報収集を行っている環境で、監視対象機器が増えてくるとひとつのCactiでは対応しきれなくなることがあります。そこでCactiを分散構成にして、大規模なシステムの監視にも対応できる構成を検証することにしました。

    Cactiは、以下の内部的にコンポーネントに分割されています。

    • 管理コンソール(ウェブUI)
    • ポーラー(ネットワーク監視)
    • データベース
    • RRA(グラフ構成ファイル)

    上記のコンポーネントを別々のサーバで動作させて連携することができるかを検証しました。

    検証の結果、それぞれのコンポーネットを別々のサーバで動作できることがわかりました。

    すべての機能を分散すると以下のような構成になります。



    標準的なCactiには、ポーラーを複数管理するための機能が実装されていませんが、MultipollerServer プラグインを使用すると、CactiのウェブUIから複数のポーラーを管理することができるようになります。

    上記の構成以外にも、ウェブUIとデータベースをひとつのサーバで実装したり、ポーラーサーバ上にRRAファイルを置くようにしたり、用途や状況に合わせていろいろなシステム構成にすることができます。

    検証内容の詳細をデージーネットのウェブサイトで公開しておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参照ください。

    https://www.designet.co.jp/download/

    https://www.designet.co.jp/ossinfo/cacti/
    Cacti分散構成調査報告書
     


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