DRBD read-balancing のベンチマーク

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    OSS研究室の大野です。

    DRBD read-balancing のベンチマークを行いました。
    その結果をお知らせします。

    DRBD read-balancingは DRBD 8.4.1 から使えるようになった新機能です。
    プライマリ・セカンダリの両方のディスクからデータを読み出すことで、読み出し性能をアップするという機能です。
    LINBITさんの報告では、DRBDを使用していない環境よりもDRBDを使用した環境のほうが読み出しが早いということでした。

    OSS研究室でもベンチマークを行ってみました。

    やったことは
    (1)ディスクI/Oのベンチマーク(FIOツール使用)
    (2)サービスを通したベンチマーク(PostgreSQL)
    (3)サービスを通したベンチマーク(Dovecot - POP3のメール読み出し)
    です。
    FIOでは、ランダム読み出しの性能については、DRBDを使用しない環境よりDRBD(read-balancing)を使用した環境のほうが2倍くらいはやいという結果がでました。



    これはすごいです。
    引き続いてPostgreSQLのベンチマークも行いましたが、あまり性能アップはありませんでした。
    サービスの性質上、ランダム読み出しというよりシーケンシャル読み出しがメインとなるからでしょう。

    次はPOP3によるメール読み出しのベンチマークです。
    POP3サービスは小さめのファイル(メールファイル)をたくさん読み出す必要があり、ランダム読み出しがメインとなるサービスです。これば read-balancing でいい結果が出そうという予測のもと、ベンチマークを実施しました。
    結果は以下です。



    予想通りでした。
    read-balancingを使用したらPOP3によるメール読み出しは性能アップしました。

    これまでDRBDはデータ冗長化を行うために使用してきましたが、これからは読み出し正常アップもメリットとして推奨していけそうです。

    ベンチマークの詳しいレポートはデージーネットホームページの 無料資料ダウンロード で公開しています。
    ぜひ、ダウンロードしてお読みください。


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